東京ほくと医療生協
理事長のごあいさつ
理事長 今泉貴雄
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こんにちは。
10月になり、コロナとインフルの予防接種が始まりました。いよいよ冬に向けての準備になった、そんな気分です。10月にはいっても暑い日があり、一方で急に寒い日もくるなど、寒暖差が激しく、風邪を引かれる方も多くなっている印象です。皆さんは如何でしょうか?またマイコプラズマ感染症も多いと聞いて、不安になる方もいるかもしれません。マイコプラズマは、既知の感染症で、医療者にとり教科書的には、4年ごとの流行がある感染症です。長引く咳の症状の方が来た時、レントゲンで通常見られる陰影とは違う陰影を見た時に疑う病気です。予防接種はありませんが、抗生剤が有効ですが、自然に治る方もいます。改めて街を見ると、以前と比べて人混みでマスクをしていない方が多くなっています。感染症すべてについて、マスク、手洗い、うがい、これが予防の基本です。感染症に不安になる前に、基本はしっかりおさえてください。
先日、東京都医師会から、都内の病院の経営状況についての報告がありました。昨年は半分が赤字だそうで、今年はそれ以上に赤字の病院が増えるのではないか、とのことでした。医療機関では、各事業者での努力だけでは解決しない大きな経営的課題があり、それは物価高であり、人手不足からの人件費の高騰、特に人材派遣会社に対しての依存等、他に色々あります。医療機関では、診療報酬で収益が決められています。どんなに丁寧に、親切におこなおうと変わりません。
一方では、近年の物価高により、医療における材料費、入院患者さんへの入院環境に関わる電気代の高騰などありますが、そのことで診療報酬が変わることはありません。当院でも看護師確保のために派遣会社に支払う金額は莫大になっています。そうしないと医療が成り立たないのが現状です。先日他の病院関係者、民医連以外の方ですが、やはり看護師の確保に苦労している、とのことでした。
法人だけの問題でなく、社会的問題であり、このままでは、倒産あるいは現状の医療を維持することができず、縮小せざるを得ない医療機関も出る懸念もあるのではないでしょうか?
この時期ノーベル賞の件が話題になります。今年は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が受賞されることとなりました。世界で唯一の被爆国であり、核兵器廃絶に長年取り組んできた活動であり、近年核兵器の使用の恐れも高まっている中での、嬉しいニュースでした。これが一歩となり、核兵器の廃止へ向けて世界が向かうことを祈ります。日本も核兵器禁止条約に批准するべきではないでしょうか?
概要
法人名 | 東京ほくと医療生活協同組合 |
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住 所 | 〒114-0003 東京都北区豊島3-4-15 本部総務部 |
連絡先 | TEL 03-3927-8864(代表) / FAX 03-3927-9750 |
事業所一覧 |
※病院 159床 |
定款 | |
生協概要 | 組合員数:28,914人 出資金額:1,406,648,000円 (2024年10月1日現在) 支部数:37支部 班数:430班 広報誌名:「東京ほくと」月1回発行 広報誌配布者数:1,433名(手配り配布率 89%) 組織運営 1)総代会(年1回 6月)総代300名 2)理事38名 監事5名 3)理事会(月1回) |
次世代育成支援 「行動計画」 |
無料法律相談会
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東京ほくと医療生活協同組合は、東京北法律事務所のご協力で無料法律相談会を開催いたします。相続、借地借家、債務整理など、民事に関わることの相談に対応いたします。東京ほくと医療生活協同組合の組合員(医療生協に加入されている方)が対象となります。相談にあたりましては、事前の予約が必要です。相談時聞は一人あたり45分程度となります。
- 費用は無料です。
- 継続して法律相談をされる場合は有料となる場合があります。
- 利用できるのは東京ほくと医療生協の組合員です。
- 完全予約制です。
- 事前の予約が必要です。
予約先(03)3927-8864(法人総務部)