誰もが安心して住み続けられるまちづくり

日本女性の12人に１人

　乳がんは日本女性の12人に１人がかかるといわれています。しかし、検診の受診率は先進国の中では最低です。30歳代から増え始め、50歳前後の発見が最も多いです。治りやすいがんの一つですが、転移しやすく、10年以上たってから再発することもある油断できないがんです。

検査方法
　「マンモグラフィ」と「乳腺エコー」がありますが、自治体の検診は「マンモグラフィ」が一般的です。「マンモグラフィ」は乳房専用のエックス線撮影です。視触診では発見できないしこりを診断します。できるだけ平らにして撮影するため、多少の痛みがあります。
　王子生協病院は、北区乳がん検診の実施機関です。その他、人間ドックのオプションなどでも実施できますのでご相談ください。

こんな人は要注意
　・早い初潮、遅い閉経・お酒が好き・受動喫煙の機会が多い・出産・妊娠歴がない・授乳歴がない

症状
　・乳房のしこり・乳頭分泌・乳房のえくぼなど皮膚の変化・びらん（皮膚のただれ）・脇の下のリンパ節のはれ
　＊月に１回、自分で見たり触ったりして、乳房に異常がないかチェックしましょう。