誰もが安心して住み続けられるまちづくり

それぞれが工夫して 心と身体の健康づくり

2019/02/20 東京ほくと

毎年2ヵ月間の「健康チャレンジ」 
運動・すこしお・お口・血圧・マイチャレンジの5コース

毎年10月と11月の2ヵ月間行う「健康チャレンジ」は、2018年度は625人(組合員476人、職員149人)が登録し、それぞれが設定したテーマで健康づくりに励みました。運動・すこしお・お口・血圧・マイチャレンジと5つのコースで、誰もが普段の生活の中で行いやすい内容になっています。組合員の方と職場のとりくみを紹介します。

区民健診での血圧の高さが気になって
 「平日の朝、起きてすぐに血圧を測る」ことにチャレンジしました。旅行後は高くなることもありましたが、だいたい140以下に落ち着きます。病気知らずで薬を飲むことはほとんどなく、かかりつけ医もいません。しかし悩みがひとつ、区民健診の際には血圧がものすごく高くなります。いくつかの検査をした後は正常にもどります。それがきっかけで血圧測定にチャレンジしました。
チャレンジがきっかけで時間を大切に使うようになりました。午前3時に墨をすり「書」を書くことから1日が始まります。茶道や和裁、陶芸など充実した74歳を楽しんでいます。2年前から、支部の麻雀班会に参加、そこでの言葉のやりとりが楽しく、おもいやりのある空気がとても好きです。

北区栄町 亀田惠子さん(74歳)

骨粗しょう症にも効果あり「かかと落し」
 母に勧められて初チャレンジ。たまたまテレビでやっていた「かかと落し」でしたが、毎日100回を目標に行いました。30回ほどでも良いそうでしたが、ちょっと気合を入れて頑張ってみました。つま先立ちの姿勢を3秒保ち、すとんと落とします。注意したのは、階下の方の迷惑になってはいけないと思い、ベランダで行いました。
報告書を提出してから調べてみたのですが、この「かかと落し」がいかに優れものであるかが分かりました。もともと骨粗しょう症の予防に良いと言われてきました。かかとを落とした刺激(体重の3倍)が骨を再生する骨(こつ)芽(が)細(さい)胞(ぼう)に刺激を与え、強い骨を作り、骨密度を改善してくれる効果があります。それ以外にも、骨芽細胞の刺激で骨ホルモンが分泌され、すい臓に働いて血糖値を下げ、つまりは、糖尿病の予防や改善にもつながるのでした。
毎日となるとなかなか難しいのですが、思い出してはまめにやっています。健康チャレンジが自分の健康を見つめる良いきっかけになりました。

北区王子 石原そよ子さん(37歳)

気持ちよく仕事に入ることができた
 生協王子歯科では、健康チャレンジの取り組みとして、職員全員で毎朝のミーティングの時に、肩こり予防と腰痛体操のストレッチを行いました。その内容を紹介しますので、皆さんもいかがですか。
①肩まわし→両手を肩に置き、前に5回、後ろに5回回します。
②肩甲骨→両方の肩甲骨をくっつける気持ちで前後に5回動かします。→両手を直角にします。正面を見てあごを引き、両手が下がらないようにそのまま後ろに引き5回動かします。
③肩→両手を組んでまっすぐ伸ばします。あごを引いて背中を丸め、ひざを軽く曲げ、背中を前に押し出す5回。
④腰→最後に息を吐きながら、上体をゆっくり後ろに反らします。腰が痛い方は反らしすぎないように気をつけましょう。1回実施。
2ヵ月間継続し、「心身ともにリラックスして仕事を始めることができた・血行が良くなった・身体がぽかぽかと温かくなった・寝る前にも行いよく眠れるようになった」という感想が出されています。

生協王子歯科 所長 前田茂

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