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研修医を招いて「大腸がん」学習会 王子支部・ほっとカフェこだま

2017/02/15 東京ほくと
29人が参加した「大腸がん」学習会

29人が参加した「大腸がん」学習会

 1月14日、今年初めての「ほっとカフェこだま」で王子生協病院の研修医2人(漆畑宗介医師・王明聡医師)による「大腸がん」の学習会を行いました。いつもの参加者と町会を通しての回覧を見て31人が参加しました。
 はじめに王医師から「大腸がん」の発生しやすい部位や進行(ステージ)・症状などと増加する要因のお話がありました。続いて漆畑医師からは「大腸がん」はまず予防からと、生活習慣(食事や運動などによってリスクを減らす)の改善が大事であること。また早期発見によって完治する病気なので、40歳を過ぎたら毎年検診を受けることが勧められました。検診は「便潜血検査」をすることでわかり、陽性の反応が出た人は、精密検査を必ず受け治療しましょうと話されました。
 参加者からの質問は「どんなところが怖いのか?」。検査やポリープを切除したときに複数の方から、「耐えられないほどの激痛だった」との発言に、漆畑医師からは「体にリスクを与えるので基本は麻酔をかけない」とのこと。その他大腸がんで治療中の方や「排便について」の質問にもお2人で答えて下さいました。最後に2―3月を「便潜血チェック月間」としているので、参加者に「便潜血検査キット」の紹介を行いました。

(理事・川井久子)

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