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「おかわり!」は塩分2倍にドキッ

2018/04/11 浮間診療所

生協浮間診療所

 2月3日、王子生協病院の管理栄養士の生島まほろさんと宮城桃子さんをお迎えし、浮間虹のセンターで第2回すこしを料理教室を行いました。男性2人、女性12人、小学生1人の計15人の皆さんと減塩について楽しく学びました。「すこしの塩分」で「すこやかな生活」をめざし、なぜ減塩が必要なのか、計量の基本について学び、調理方法をおさらいしたのちに実習を行いました。
 メニューは、押し麦ごはん、減塩とん汁、おからハンバーグ、ミルク水無月。塩分は1食2gの計算です。とん汁は、減塩味噌を使って計量してもらいました。だしの取り方、けんちん汁用カット野菜を上手に使い、袋の野菜の汁は捨てずに使う方法を教えてもらいました。だしをしっかり取ることで、えぐみが出ず優しい味になりました。美味しくてお替りしてしまいましたが、「おかわりは…塩分2倍ですよ」の栄養士さんの一言にドキっとしました。
 おからハンバーグは、鶏ひき肉を使い、生姜、ネギ、ニンジンのみじん切りを入れました。生姜が効いているせいでしょうか、しっかり味が付いているように感じました。人間の舌は不思議です。
 午後は食品の塩分量を考えてみようということで、ご飯のお供に合いそうな梅干し、たくあん、冬によく口にする加工食品のお話を聞きました。
 おでんの練り物は2個まで、たらこは小指第一関節まで、練り生姜や練りワサビ、マヨネーズのカロリーハーフも塩分が多い、汁物は薄めたら残す習慣を…目から鱗のような話ばかり。「えー、知らなかった!」と和気あいあいと講義が進みました。
 「味噌汁の食べる回数を減らしていこうと思う」「メニューのレパートリーが広がった」と前向きな感想が聞かれました。

(生協浮間診療所看護師・木村愛)