「地域へ出ていくのが楽しみ」 ―新たに9人の運動サポーター誕生―
スクエアステップ体験会も好評
第2回運動サポーター養成講座
9月3日から始まった第2回運動サポーター養成講座は10月29日に卒業式が行われ、新たに9人の運動サポーターが誕生しました。今回は有坂和洋、氏家香代子の両理学療法士が講義、実技を交えた講座を行いました。
講義では、サポーターの役割に始まり、健康づくりのための運動、身体を動かすときのポイント、安全対策、そして運動と食事の関係について学びました。
健康づくりのための運動を広めたい
実技ではウォーキング、ストレッチの基本を学び、その後班会やサロンのロールプレイングを行いました。ロールプレイングでは2人1組になり、サポーター役と生徒役に分かれて理学療法士のアドバイスを受けながら一人一人考えて進めていきました。
受講生からは「わかりやすく説明するのが難しい」「自分がわかっていても人に教える難しさを実感した」と苦戦しているような声が聞こえましたが、楽しそうに取り組まれていました。
受講生には10月に開催されたスクエアステップ体験会(上写真)にも1回以上参加をしていただきました。「初めてやってみたけどすごく楽しかった。頭と身体、両方使うエクササイズなので広めていきたい」と大変好評で前向きな声が聞こえました。
今後はサポートする立場になって
卒業式では、有坂、氏家の両理学療法士が「全員が卒業することが出来て本当に嬉しいです。今後は皆さんのそれぞれの個性を生かして活躍してほしいです。またフォローアップなどの講習会も今後開いていければと思っています」とコメントし、卒業生一人一人に顔写真付きの認定証を手渡しました。
卒業生からは「仕事をやめてから何もせずに家にいた。自分自身が変わらなくてはいけないと思い、今回の講座に参加した。これから地域に出ていくのが楽しみ」「専門職の方に教えていただける貴重な機会に参加してみたいと思った。まだ不安はあるけれど地域の活動に参加したい」「今年に入り転ぶことが増え、体の変化を感じた。リハビリ技師の方から正しい運動を教えていただいたので、仲間と楽しみながら続けていきたい」と前向きな感想が寄せられました。
支部の企画や班会に呼んでください
今回で第1回運動サポーター養成講座の卒業生を含め、東京ほくとでは23人が運動サポーターとなりました。今後さらに地域の班会やサロンなどに出ていく機会が増えると思います。これからの運動サポーターの活躍をお楽しみに。
王子生協病院は「無料低額診療」事業を行っています
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(組織部・佐々木由希)