「学び合い」の健康づくり学校
2016/12/28 東京ほくと
知識を深め友人と一緒に運動 2016年度豊島教室が開講
2016年度健康づくり学校豊島教室が開校しました。第一課は、「体験しよう 健康チェック」と題し、講師の金(きむ)みえ子保健師より説明を受けながら、血圧体脂肪測定や尿チェックなどを体験しました。数年ぶりで再受講の方は「昔は水銀計で測ったのよ」と自動血圧計での測り合いの間お話していたら、高血圧を記録してしまって大慌て。金保健師に「大丈夫」と確認してもらって安心する場面もありました。
尿チェックの塩分測定(1度の尿でおおよその塩分摂取量1日分がわかる)では「普段から薄味にしている」というAさんは判定が6gと出て、「努力している甲斐がある」と嬉しそうでした。初めて体験したBさんは12gと判定され、Aさんから減塩方法を教わる学び合いの機会となりました。
第二課は、「生活習慣病と予防」。王子生協病院の漆畑宗介医師を講師に、糖尿病をはじめとする生活習慣病や認知症について学びました。日々、健康への意識の高い受講生たちも現役医師の話に「生活習慣を見直さなくては」「運動を頑張りたい」「タバコ、お酒はやめたい」と身につまされるところがあったようです。正しい生活習慣がすべての病の予防になることは頭ではわかっているが、実践することができない、というのが本音の様子。
この後の課で食事や運動などの講座があるので是非出席して、知識を深め、ご友人と一緒に運動することで正しい生活習慣を身に着け、地域に広めてくださることを願います。(組織部・飯塚佐希子)