誰もが安心して住み続けられるまちづくり

「東京ほくと医療生協65年のあゆみ」紹介

2017/02/15 東京ほくと

いくつもの困難を乗り越えた65年の歴史を希望に変えて進む

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川井 久子(理事)

 北区の「労働者クラブ生協」から分離した王子生協病院は、新たな医療活動として「東京北部医療生協」を結成しました。合併の歴史としては、診療所建設を重要な柱の一つとして鹿浜診療所(足立保健生協)と合併し、その後、複数の診療所が誕生しました。2回目は北病院を支援する合同。3回目は荒川生協病院(荒川生協)との合併。こうして近隣3区にまたがって大きな組織になったのが現在の「東京ほくと医療生協」です。
 私は、1978年に組合員になり、2000年の「荒川生協」との合併総会に参加し「むさしの村」にバス十数台で行ったこの時は、活気あふれる「ほくと」に期待しました。
 この本では3回の合併は前進ばかりでなく、様々な紆余曲折があったことが詳細に記述されています。
 また2000年4月に介護保険法が施行され「ほくと」も医療と介護事業へと展開していくことになりました。王子生協病院は一般病床に、北病院と荒川生協病院は療養型病床になり、さらに2006年の改定では北病院は老健施設と診療所に、荒川生協病院は診療所に転換しました。
 そして、王子生協病院は新病院建設という大事業を成し遂げ、会場の「北とぴあ・さくらホール」をいっぱいにして「王子生協病院全館完成を祝うつどい」が催されたのは新しい記憶です。
 先の「第76回臨時総代会」で議案議決後「ほくと」は新たな方向へと歩むことになりましたが、幾度の困難を乗り越えた65年の歴史「あゆみ」を多くの皆さんが購読することで、希望が持てる「ほくと」のヒントになるとよいですね!

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