「笑顔がいい」と反響~リハビリ課の大切な心がけ~
2020/01/29 東京ほくと
入院中に担当したリハビリ職員への感謝を綴った手紙が、患者さんから編集者あてに寄せらせました。リハビリ課長に聞きました。
先日、入院中のリハビリをがんばり退院された患者さんから「ここの職員はみんなステキな笑顔の持ち主ばかり。だから、笑顔で働くことにほこりをもってほしい」と大変ありがたいお言葉をいただきました。リハビリは病気やケガによってできなくなったことをできるようにするのが役目です。そのため患者さんには難しいことや大変なこと、疲れることなどをたくさんお願いします。時には心の悲鳴が聞こえてきます。
そんな私たちですが、いくつか心がけていることがあります。まずは、明るい挨拶。気持ちのよい挨拶は私たちと患者さんの信頼関係をつくる第一歩です。それから、よく話を伺うことです。リハビリに全く関係ないことでもとにかく話を聞きます。趣味のこと、仕事のこと、若い頃の話、あんなことやこんなこと。そんなお話を通して少しでも患者さんのことを知りたいのです。お互いの人柄や思いを知ることが厳しいリハビリを一緒に乗り越えていくうえで一番大切だと思っています。そして元気になって退院していく姿を見ることが私達の笑顔のエネルギーになっています。
王子生協病院リハビリ課長・松浦広典