誰もが安心して住み続けられるまちづくり

エコチャレンジ<行動して数値見て実感減らせるCO2排出量>

2024/06/12 東京ほくと

エコチャレンジタイトル

 2月に「エコチャレンジ」の参加を組合員・職員の皆さんに呼びかけ、117人が報告書を提出しました。目標達成者は49人でした。
 月内の一週間を選び、日々の暮らしで少し気をつけることで二酸化炭素排出を減らしてみようというこのチャレンジ。「この行動をしたら一日に二酸化炭素排出量をこれくらい減らせる」という目安の数値を9項目で示し、総量の9割を達成基準として設けました。
 特徴的だったのは、コメント記入が多かった点。目標達成者と未達成者で同数のコメントがありました。達成者のコメントでは「毎日気をつけている」が複数。「一人暮らしで節約しやすい」「冷蔵庫の開閉を減らすため片づけてスッキリした」などの感想もありました。
 未達成者からもさまざまな感想が寄せられました。「家族の協力を得るのが難しい」「安いと買う癖を直したい」「無理なくできることがたくさんあると知った」そして「太陽光発電なので罪悪感はない」という意見もありました。
 全体的に「具体的に数値でみると可視化されてわかりやすい」「続けていきたい」という意見が多くありました。「室温20度は寒かったが厚着して過ごした」という工夫も複数の方が経験。
 項目ごとに細かく考察した方は「こうすればエコになるのだ」と考えるきっかけになったそうです。当法人で初挑戦のエコチャレンジは、自分に引き寄せて気候危機対策を捉える一助になれたかもしれません。今後も、私たちの気候危機対策は続きます。(東京ほくと気候アクションプロジェクト事務局長・下川麻衣)

 7月7日投票の東京都知事選挙および都議会議員補欠選挙(北区・足立区)に向けて、立候補表明者へ公開質問状を送付します。各人が気候危機対策をどう捉えるのか、届いた回答をホームページやSNSで発信します。皆さんの投票に役立ててください。