誰もが安心して住み続けられるまちづくり

困ったときにはご相談ください

各区で開始された新型コロナワクチンの予防接種。大規模接種センターの設置など少しずつ環境整備がされる一方、予約の取りづらさが問題になっています。
はじめに予約開始となった高齢者にとって、ハードルが高いこの予約システム。東京ほくとの患者・利用者・組合員から支援を求める声に、各区の組合員が応えています。

●《北　区》　依頼書でウェブ登録補助、必要な場合は送迎も

「電話がつながらない」「インターネットは使えない」という声が多数寄せられ、インターネットの操作が可能な組合員の協力のもと、５月２０日からワクチンのウェブ登録補助を開始しました。
王子地域の理事・支部長が「気になる組合員」や病院から情報提供された組合員を訪問。予約について説明し、「ウェブ登録依頼書」を作成。それを基に、ボランティア組合員がインターネットを通じて予約して、理事・支部長経由で本人に日程や場所の連絡をするという流れです。
予約先は王子生協病院中心ですが、日程の都合がつかない場合などは他病院や大規模接種センターの予約を取ります。王子生協病院で接種希望で別の病院での予約をキャンセルしたら電話がつながらなかった方、予約したつもりが取れていなかった方…様々なケースがあります。
予約電話がつながらずインターネットも使えず、病院まで移動手段もないという方に、組合員がウェブ予約と病院までの送迎を行いました。現在までに２２人が利用しました。困っている方がいたら、地域の理事・支部長に相談してみて下さい。（北区健康づくり連絡会事務局・伊藤笑子）