予防接種で感染・重症化対策を
2024/12/11 東京ほくと
新型コロナワクチンの定期接種が10月1日から始まっています。23区内在住で予診票が届いた方は、居住区外でも23区内で接種できます。東京ほくとの事業所でも接種可能です。
コロナワクチンの定期接種の対象は①65歳以上の方、②60~64歳で身体障害手帳1級を持ち心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり身のまわりの生活が極度に制限される方です。自己負担額は自治体によって異なります。
新型コロナウイルスは変異を繰り返します。今回のコロナワクチンは夏に流行したオミクロン株JN.1 系統対応の1価です。副反応は接種部位の腫れ、頭痛、疲労感、関節痛、発熱、下痢などが主です。
今夏も新型コロナが流行し、コロナ肺炎で入院した方が複数。新型コロナは夏と冬に流行します。
コロナワクチンを接種してもかかることがあります。しかし接種すると、①後遺症の発現率が低下、②重症化率と死亡率が低下、③家族や他人への感染予防の効果があるとわかっています。コロナワクチンの定期接種が進み、重症化する方が少なくなることを願います。
(王子生協病院副総看護師長 廣川和恵)
※当法人ではレプリコンワクチンを使用しません。ファイザー社・モデルナ社製ワクチンとなります