健康づくりの輪を大きく広げる
地域をささえ地域にささえられた赤羽東診療所
赤羽東診療所は3月末日をもって30年の歴史を閉じました。ありがとうございました。
「春のつどい」健康チェック会
3月2日に恒例の健康チェック会「春のつどい」を行いました。「寒い時期には室内で健康チェック会をしよう」とふれあい館で始めた「春のつどい」、今年は診療所ともお別れということで診療所のフロアーを使って行いました。
お友達と誘い合って来てくださった方、ほっとカフェの常連さん、休診だったのですが間違えて「薬をもらいに来た」という方もチェックして、33人の方に参加していただきました。
区の健診項目にはない骨密度測定、血管年齢チェック、尿の塩分チェックなど狭くて混雑する中ですが、和気あいあいと譲り合いながら行いました。今年からはお口の健康度を測る「ガム噛み噛み」や「PHチェック」も行いました。
すべて終わった方は「ほっとカフェ」で休憩していただきました。コーヒーやお菓子、手づくりケーキでおもてなし。「初めてカフェに来ました」という方も皆さんと楽しくお話をして行かれました。
活動の中心となる「ほっとカフェ」
運営委員会ではこの志茂・赤羽の地域で何ができるか、何をすればよいのか考えているところです。健康まつり・春のつどい・赤羽文化センターまつりや「ほっとカフェ」の周年お好み焼き大会など今までどおりの行事はもちろんのこと、地域の皆さまや組合員の皆さまのご協力をいただきながら元気で楽しい医療福祉生協活動を続けていこうと考えています。
「ほっとカフェ」前が生協北診療所への毎日の送迎車の発着所になりました。毎月第3月曜日の午前中は看護師による「くらしの保健室」(初回は4月15日、午後2時)が定例で開かれます。月1回の「楽しい脳トレ教室」も野島先生が考えてくださっています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
(理事・浜野 妙)
患者さんの転院相談に関わって
「ほくとになる前から40年近くも家族でここに通院しています。ここだから通ってこられた、今後どうしたらいいでしょうか?」「玄関前に倒れていたところを助けてもらってそれ以来お世話になっています。本当に残念です…」。この間、転院先のご相談の中で聴かせていただいた患者さんの声の一部です。
長い間、診療所が地域の方々に頼りにされ、多くの組合員さんに支えられていたことに改めて感謝するとともに、閉院後もこの地域で組合員さんと共に活動を広げていきたいと思います。「くらしの保健室」では、医療介護の相談、日常的な看護ケア、簡単な健康チェックを実施していこうと準備しています。
(看護部長・高橋 朋子)