誰もが安心して住み続けられるまちづくり

北区の高齢期運動を発表

2019/12/25 東京ほくと

全体会で北区の取り組みを紹介する参加者の皆さん

ゆたかな高齢期をめざす 東京のつどい全体会
 11月20日、ゆたかな高齢期をめざす東京のつどい全体会が杉並公会堂で開催され、1050人が参加しました。記念講演は前川喜平さん(現代教育行政研究所所長)で、個人の尊厳は憲法で保障されていることをテーマに、教育の機会均等、子どもの置かれている貧困の状況について話されました。
 講演後は3つの地域の高齢期の運動が発表され、うち一つが東京ほくとの組合員も多数参加している「北区の地域づくりを考える連絡会(以下北区連絡会)」です。
 理事の川井久子さんが北区連絡会の活動概要を報告しました。そして、東京大会で起きた変化を岩山慎一さんが、30年以上の歴史をつなぐ北区高齢者集会を中澤喜子さんが、王子駅前のなんでも相談会との連携を高橋リノさんが、自治体交渉への参加を名和孝夫さんが報告しました。
 また、今年の日本高齢者福島大会に38人で参加したことを報告すると会場からは拍手が起こり、最後は年金者組合ハーモニカクラブによる「憲法9条五月晴れ」が披露されました。
 様々な団体の高齢期の運動をつなぐのが本集会の意義です。北区連絡会は、望まれればどこにでも行ってハーモニカを披露、サロンやオレンジカフェ、なんでも相談会、老人ホーム、時には自治体交渉にもつながります。この高齢期の地域づくりの運動を今後も、ひろめていくことが確認された集会となりました。

(組織部・森松伸治)