声掛けが近所づきあいの一歩
2017/01/25 東京ほくと
足立区・まちづくり見守りたい
足立区生協連絡会の名称を「足立区まちづくりみまもりたい」と変更しました。その取り組みを11月29日に、「身近にある孤立」と題して、子どもから高齢者まであらゆる年代で孤立化が進んでいる現代社会の実態と、孤立した人とのつながりの持ち方について話し合いました。
当日はテーマとして、①スーパーで大泣きで駄々をこねるお兄ちゃんをママが大声でしかりつけている場面、②最近妻を亡くした男性がゴミ回収でない日にごみを出しに来て、近所の主婦に「今日は違うわよ」と注意されて一言もなくトボトボ帰っていく2場面を想定しました。要員が実演して見せて、①場面のママと子どもはどんな気持ちでいたのか、また周りの人は何ができるか、②場面の注意された男性はどんな気持ちだったのか、主婦の対応はどうだったのか、他にどんな対応があったのかなどを参加者が話し合いました。
「他人には声かけづらい」「声かけるとこちらも怒られる」という意見が出されました。ゴミ出しの件では、「全否定されてプライドが傷ついたのでは」「奥さんが亡くなって気落ちしているのでは」等々、答えはないのですがどんなつながり、近所づきあいが出来るのかを真剣に考える場となりました。
(組織部・川口幸一)