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消防庁から救急救命士の研修受け入れ

2018/08/08 王子生協病院

救急救命士の方が外来に研修にきています。この研修は、症状の観察や手技の再教育目的でおこなわれています。処置室を中心に研修してもらっているので、救急受け入れから診察、検査、入院までの流れを実際に見てもらっています。
 日頃、救命士の方と接することが多い外来では、救急要請数の増加や救急隊の勤務体制、いろんな患者さんの情報共有など、意見交換できる良い機会となっています。最近は、転送での救急車の利用を制限するようにと消防庁から言われています。救急要請数の増加で、軽症の方でも救急車を呼んでしまうことも原因の一つだそうです。
 当院の救急車受入数は、1ヵ月平均50件になります。
 病状(外科や整形の適応と考えられる場合)や入院になりそうな患者さんでベッドが空いていないときなど、受け入れできずにやむを得ずお断りすることもあります。断らない外来づくりが課題ですが、皆さんも救急車を使うことになる前に早めの受診を心がけてください。


(外来看護師長・小野美絵)

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