第75回通常総代会 健康をつくる・平和をつくる・いのち輝く社会をつくる
全議案を承認・決定
6月25日(土)北区滝野川会館にて、第75回通常総代会を開催、総勢407人、総代296人(委任含む)が参加しました。
①2015年度活動のまとめ、事業計画及び決算関係書類承認の件、②2015年度活動方針、事業計画及び予算承認の件、③役員補充選任の件、④議案決議効力発生の件の4つの議案が承認・決定されました。
新役員として、理事に高橋朋子看護部長が選任されました。最後に「政治は変えられる、変えるのは私たち、みんなで選挙に行こう」のアピールを読みあげ、拍手で確認しました。
理事長あいさつ
事業収入が昨年上回まわる
憲法改悪を許さないたたかいの正念場
東京ほくと医療生協 理事長 大山 美宏
今年は、参議院選挙の最中で、安倍内閣への怒りと沖縄県民の米軍基地・アメリカ海兵隊への怒りのなかの総代会となりました。辞めた舛添知事には首都の知事として恥ずかしいとさえ思います。
昨年は安全保障法=戦争法を成立させられ、今年は憲法9条、立憲主義、民主主義を護り、安倍内閣に憲法改悪を許さない正念場の年となりました。
東日本大震災から5年しか過ぎていないのに、福島原発事故について国としての総括もできず、隠ぺいされた事実が次々出てきます。復興もままならずの状態で、熊本での震災に見舞われました。当法人からも4人の看護師と1人の医師が支援に行きました。そして南阿蘇村は豪雨でがけ崩れ、益城町は水浸しとなり犠牲者が出ています。痛ましい限りです。引き続き支援が必要となりますのでよろしくお願い致します。
このような災害では、政治はもちろんのことですが、地域の人間関係が一番問われます。災害に強い人間関係、連帯を日頃からつくらなければなりません。医療生協の底力が問われることと思います
この1年間、医療生協としては事業収入が前年を上回り、事業活動で4億を超える資金を生みだして、銀行と地域への返済を確実に行いました。また、65年史の編纂もできました。
安倍内閣の時代に何が進行したでしょうか。新自由主義的政策と、雇用破壊が進められ、正規労働者が減少し、非正規労働者が増加しました。アベノミクスが破綻したにもかかわらず、「この道しかない」と叫んでおりますが「この道」は日本崩壊の道と考えます。
安倍首相は、参議院でも改憲勢力で3分の2以上の議席を獲得して意法改悪へつき進もうとしています。しかし、市民の運動・願いに押され、戦争法廃棄、立憲主義、平和主義、民主主義を守るために野党が共闘しました。天下分け目の選挙です。市民の運動と呼応して安倍ノーを付きつけ、安倍内閣を半数以下に追込もうではありませんか。
<上記、機関紙より一部抜粋>