誰もが安心して住み続けられるまちづくり

自然災害にささえあいで備えを ~私たちも行政も事前に対策~③

2022/03/02 東京ほくと

3区の防災担当者から学ぶ

荒川区

12月13日に開かれた防災学習会は、荒川区区民生活部防災課の小川勇人さんと丸山康平さんが講師となり、19人が参加しました。
参考になったのは、①自助・互助・共助・公助の助け合いが大事、②避難はまず自宅優先で、無理しない。「無事です」シールを活用、③できれば7日分の備蓄、④水害と震災の違い(「水害はある程度は予想可能なので、事前の避難で生命を守る」「震災は発生予想が困難なので、発表があったら避難を開始」)、⑤広域避難に関して、⑥荒川区防災アプリを活用 でした。
広域避難では、避難場所が決定されたら建物の上層部に避難する「垂直避難」を原則とします。3階以上に住む方はそのまま自宅に留まり、2階以下の方は近隣の避難場所を確認します。
日常生活では忘れがちな事柄で、スライドを使ってわかりやすく説明があり、とても有意義な内容でした。「災害は忘れた頃にやってくる」ので、再度この学習会があると良いと思います。

(荒川町支部長・佐藤康子)