高校生対象に医療や進路を考えるきっかけにウインターセミナー
2019/02/27 東京ほくと
「ロールプレイde地域医療」
2018年12月26日冬休みに、4職種(医師・薬剤師・リハビリ技師・看護師)の学生担当者が合同で企画する高校生企画のウインターセミナーを開催しました。当日は、4グループ16人が参加しました。
この企画は、シナリオに沿って模擬診察を行い、多職種連携をとりながら、チーム医療を体験できるという内容で、医師体験・看護体験・薬剤師体験と一味違った体験ができるというのが特徴です。
自分の職種ならどうするか?また、患者さんはどうしてほしいか?という視点で高校生に考えてもらい、事前のシナリオを修正し、演じてもらうという工夫もしました。
当日は2人の組合員さんに「患者さん」役で参加していただき、高校生と一緒にグループディスカッションやロールプレイで交流を行いました。ぶっつけ本番となりましたが、「患者さん」を目の前にすると、患者さんのアドリブもあり、それにどのように答えたら良いか?またどのように対応したら良いか?など時折、戸惑う高校生も見られましたが、それぞれ自分が思うような医療者を演じていて立派でした。
高校生からは、「様々な職種が連携して、一人の患者さんの支えになっていることが分かった」「直接、患者さんからたくさんのことを聞かせてもらったことで、患者さんの立場に立って話しをすることが大切である」など、医療や進路について、個々に考える良いきっかけになったのではないかと思います。
(看護学生室・山崎裕美)