誰もが安心して住み続けられるまちづくり

HPH健康いきいきフェスティバル 健康づくりの輪を広げる3法人協同のとりくみ

2019/01/30 東京ほくと

7つのひろばで元気に楽しく
認知症劇にみなさん納得

 12月2日に3法人合同(東京保健生協・健康文化会・東京ほくと医療生協)によるHPH健康いきいきフェスティバルを練馬区ココネリホールで行いました。参加者は900人、東京ほくとから150人が参加しました。
日本ダウン症協会の子どもたちによる元気あふれる「ダンス」の開会式のあとに7つのひろばがスタート。交流ひろばでは「スクウェアステップ」「スポーツ吹き矢」が好評で多くの方が体験しました。
荒川生協診療所職員と組合員との「認知症劇・近所のタミさんが認知症になったら」では、大きな笑いに会場が包まれました。乾いつ子看護師長の「認知症は誰にでもおこります、近所での気付きが大切です」の呼びかけに皆さん納得。
午後から同じホールで38のポスターセッションが行われ、多彩な取り組みが報告されました。健康チェックは、血圧・骨密度・握力・足指力・歯科相談・脳年齢など豊富な内容で約200人が体験しました。
居場所ひろばでは、赤羽東支部のほっとカフェが600個近いパン・ケーキとコーヒー、水ようかん・ジャムを販売しました。
子どもコーナーでは、折り紙・マラカスづくり・カーレット(卓上カーリング)を東京ほくとが担当、子どもから大人までいっしょに楽しみました。
閉会の挨拶をおこなった王子生協病院の平山陽子医師は、「今日参加し、自分の医学生時代に民医連の実習で行った団地の高齢患者さんの往診を思い出しました。そして海外難民医療を希望していたが思い直し十分な医療を受けられない人のために民医連、医療福祉生協の病院で働くことを決意」したことが話され感動を呼んでいました。
今回の目的「各法人で健康づくりの輪を広げる」「HPHの理解を広げる」、「活動を前進させる」という点については、HPHという言葉の普及が行え、今後の活動の刺激になったといえます。

(組織部長・佐藤章)